8月6日 旅121日目 晴れ

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引き続きキャンプ場で起床

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コンロになんか載ってるけどなんだこれ?

この日はフェリーターミナルに一日中いました。
夕方になり祭りの準備にかかります
祭りも夜の部は今日で最後

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連日と同じようにミーティングして祭りへ

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最後ということで跳ねる跳ねる!
途中で離脱

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後ろに腰掛けて眺めてましたが本当にイイ
というか日本の祭りってすごくイイ

祭り終わってキャンプサイトで宴会に
直近の誕生日の人を祝うことに!

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みたらし王子こと和歌山のスピードスターことやすさん作のチャリダーケーキ!
食パン&みたらし&クリームというチャリダー仕様

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誕生日直近チャリダー
左からキヨさん、うどん王子、私の三人
この日も、遅くまで話をして就寝

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細い路地を抜けると大通りに出た。
オレンジ色に輝く日差しが妙にジュンの心を濁した。
大通り沿いにある中華屋は開店作業であわただしい音をたてている。
「みゆき・・・ 」
ここの中華屋は彼女とよく来たお気に入りのお店だった。
飾り気のない彼女はよくこういうお店を好んで選んでいた。
そういうところも好きだったんだなと今は思う。


大通りを抜けて、更に細い路地をくぐったあとにある稲荷神社を過ぎた先に、彼女と出会った海がある。
砂浜はない、海の色はそれでもそこそこ綺麗だ。
長く堤防が続いている、そこは海というよりまるで人々を閉じ込める壁と、何処へ行く事も許されない広い水たまりのようだった。
そこは、まだ夏の真っ只中というのに夕方には、人気がなくなってしまう。
少しくたびれたオレンジの自転車を適当な場所に立てかけて、よいっと堤防を登って座ってみた。
3年前にも同じポーズをしていたこと、 今、沈む夕日を見て実感。
「僕は帰って来た」


・・・・・・・
買ったばかりのオレンジの自転車のブレーキが壊れた。
「えっ!まだ買ったばかりじゃん!」
ジュンは、どうしようないこの自転車を眺めながら、夕方になり涼しくなった潮風をうっとおしく感じるしかなかった。
「仕方ない。歩いて帰るか・・・」
ジュンが住む街はほぼ埋め立ての住宅街だ。昔は時代の流れに乗りたがる建設業者がこぞって開発を進めめたがたが、今では地盤沈下や液状化なんとかで敬遠されている。
ジュンはそんな自分の街が嫌いだった。
「あーあ、こんな街出て行きたいな」
それが今のジュンの口癖だ。
だからジュンは密かに自転車で日本を周るという計画を立てていたのだ。
「なんでまぁこのタイミングで壊れるかな・・・」

そんなこの街にも土地開発前半で作られた海沿いの堤防とその周りにあるサイクリングロードが唯一のお気に入りの場所だった。
とぼとぼ下を向いて歩いていると、急に石を投げつけられたかのような声が降ってきた。
「そんな悲しい顔すんなよ。」
明るく大きな声だったが、どこか寂しそうな声だった。

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